◎ラベンダー◎
ラベンダーのエッセンシャルオイル(精油)なしに、アロマテラピーを語ることはできません。1920年代に、フランスの化学者、ルネ・モーリス・ガットフォセが研究室での事故の際に、ラベンダーのエッセンシャルオイルを用いてその作用を実感したことが、現代アロマテラピーのそもそもの始まりでした。「アロマテラピー」という言葉自体も、その後エッセンシャルオイルの作用を深く研究するようになったガットフォセ自身が作った造語です。それから少し後、同じくフランス人で、軍医でもあったジャン・バルネ博士が、ラベンダーの作用に着目して、戦場で最前線の負傷した兵士に対して活用したのは有名な話です。パルネ博士が著した「バルネ博士の植物=芳香療法」は、その後のアロマテラピー発展の礎となっています。
ラベンダーの語源は、ラテン語で「洗う」という意味の「ラワーレ」という言葉です。ローマ時代に、沐浴などにラベンダーのハーブが利用されていたことがその由来だと考えられています。洗濯室を意味する「ランドリー」も同じ言葉から来ていると言われています。エリザベス朝のイギリスでも、ラベンダーは香水としてたいへん人気がありました。
19世紀ごろから、香料の原料植物としてフランスのアルプス地方やイギリスを中心に、ヨーロッパで盛んに栽培されるようになりました。近年では、日本でも北海道、福島県、群馬県、富士山麓などで栽培されています。
■この精油はこんなときにおすすめ!
・気持ちを落ち着けたいとき
・リラックスしたいとき
・イライラしているとき
・仕事で疲れたとき
・グッスリ眠りたい夜に
・お肌のトリートメントに